デバイス同士の「短距離無線通信の本命」としてずいぶん前から期待の大きかった「Bluetooth」。
もともとケータイへの搭載を大きなターゲットにして欧米の企業をと日本では東芝が中心となって開発された技術は欧米では70%以上のケータイに採用され、ヘッドセットtごの間を無線でつないで、「てぶらでケータイ」というスタイルが一般化している欧米と違って、日本ではなかなか一般消費者のではなじみの薄い「Bluetooth」。その最大の理由はケータイの市場占有率でNo1, No2のドコモとauはそれほどBluetooth搭載に熱心でなかったということが大きい。
ソフトバンクはもともと欧州の有力企業である「ボーダフォン」の日本法人を買収したという経緯もあって、殆どの機種にBluetooothが搭載されているが、、、。。
この状況、ここにきて大きく変化しようとしている。
KDDIが昨年後半出荷分のケータイに採用されている「KCP+」という携帯電話向け開発プラットフォームにBluetoothが含まれた結果として、以後、auのケータイの多くにはBluetothが搭載されることになった。
先日発表された12機種も中で6機種にBluetoothが搭載されている。
この動きに拍車を掛けるのが、「ドコモの年末発売開始予定の907の多くにもBluetoothが採用される」というさる有力筋の情報だ。
こうなるとこれから出荷される半分以上のケータイにBluetoothが搭載されることになり、この機能を使ったシチュエーションもかなり多く見られるようになるだろう。
代表的なBluetooothの使い方は
「ケータイの音楽をヘッドフォンでワイヤレスできく」
「運転中の通話をハンズフリー・ワイヤレスで行う」
などだ。
このBluetooth、最初にデバイス同士を「紐付け」する「ペアリング」という操作が面倒というのが一般消費者にとってその普及を妨げているひとつの理由にもなっている。
しかし、この状況も1年もすると一変する。
それは「NFC」という技術の存在だ。
この話はまたいづれの機会に・・・・・・・・・・・・
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