清原が今期限りで引退することになった。
彼ほど「記憶に残るプレイヤー」は珍しい。 三振記録、サヨナラホームラン記録など、これほど存在感のある、破天荒なプロ野球選手はあまりいない。野茂も、桑田も引退し、なんだか寂しい限りだ。
考えてみれば、野球選手に限らず、昔はこのような個性豊かな選手が多かったが、最近はそのようなインパクトのある選手がめっきり減った。
このことは政治家もしかり。
麻生さんはそれでもすこしは個性豊か感があるが、それでも昔の吉田、岸、佐藤、田中などに比べると良くも悪くも、「弱い」。
一方で、結婚しない人が増えているそうだが、どうやら原因は「女性から見て、結婚したいと願う男性が減った」ことのようです。
野球選手にしろ、政治家にしろ、一般男性にしろ、どうやら共通しているのは、いわゆる「男らしい男」が減ったような気がする。
その原因はなんだろうか?
「世の中の変化」といってしまえばそれまでだが、この10-20年、あまりにも「あれしちゃだめ、これしちゃだめ」が多すぎます。
品行方正を求める風潮からは、「スケールの大きい男」が生まれるはずもない。
この間、発足した麻生内閣でも、色んな「不祥事」が取りざたされている。中山国交省大臣の発言などは論外であるが、事務所費がどうのこうの、、あまりにもあら捜しが多すぎます。
日本のマスコミは「マスコミの役割は現政権を批判すること」と想っているようだが、批判が過ぎて「重箱の隅」を盛んにつついているような気がしてならない。(世の中、大きく動いているのに・・・)
もう少し、間接的であれ我々が選んだ政治家なのだから、「ほめる」ことがあってもいいのでは、、と想うこのごろです。
変なたとえですが「豚もおだてりゃ、木に登る」です。人間、ほめられるといい気分になってよりやる気が出るものです。
「あれするな、これするな」ではなくて「何をやってもいい、でも最後は自分で責任を取る」っていうほうが、スケールの大きい男を産むことになると想いますが、どうですか?
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