経済が100年に1度の危機の真っ只中にあるなか、どうやら政治の世界も100年に1度の危機に陥ったようだ。
小泉さん以降、3年間で3人の首相、そして今年は間違いなく4人目。
経済が100年に一度なら日本の首相は1年に一度、なんとも情け無い限り。
この間、政治は殆ど機能不全、自民も民主も選挙に勝つことだけが最大の目標で、政治は国民のためという本質から完全に逸脱してしまっている。
こんな状況のときにいきなり小沢問題。やめるのかやめないのかが焦点になっているが、自民党はスキャンダルを抱えたままの小沢さんが党首のままのほうが選挙が戦いやすいと思っており、一方の民主党も人気の無い麻生さんのままのほうが戦いやすいと思っている。
先日の日経新聞のコラムで、この状況を世界チャンピオンシップのボクシングにたとえてこんなことを書いていた。
「お互いがノックアウトされないように、KOパンチを見舞うことも無く、手数だけが多いつまらないボクシングを見ているようなものだ」。
このような混沌とした時代を生きるとき、頼れるものは最後は自分だけ。ただ、自分だけでは何もできないので、自分をサポートしてくれる仲間やパートナーなどをいかに多く作るかがとても大事だと実感する今日このごろ。
それにしても、江戸末期で私利私欲がなく、無欲で日本のために立ち上がった若者たちのような、そんな存在の人が今の日本には現れないのだろうか?
宮崎県知事の東国原さんや大阪知事の橋本さんにそのような期待を寄せるのは私だけだろうか?
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