昨日の巨大地震で、多くの方がお亡くなりになり、心からお悔やみを申し上げたい。そして多くの方が行方不明、負傷と聞いており、一日も早い発見と回復を心から願うばかりである。
今回の地震で強く感じたのは、いまさらですが「互助の精神」の大切さ。
ここ東京では交通手段が完全にシャットダウンしてしまったために、多くの人が会社で寝泊まりしたり、駅構内で一夜を過ごした人も多くいる。公共施設は当然として、多くのホテルがそのロビーを開放して、家に戻れなくなった人たちの避難場所として提供された。
海外からもたくさん最大限支援したいとのメッセージも寄せられている。
これらの行為はすべて損得を完全に抜きにした自然発生的なもので、「困っている人を助けたい」という気持がごく自然に行動となって表れている。
この「互助の精神」の大切さをいまさらながら感じている。これはなにもこのような災害時だけということではなくて、通常の生活の中でもこの精神が生かされていれば、世の中もギスギスすることもなく温かみのある社会が醸成されるはず。
政治にまったく期待ができない状態の中で、我々は政府に期待するのをやめて、「自分のことは自分で守る」「困った時はお互いさま」の気持を強く持つことが肝要だと、強く感じている。
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