「ハンズフリー」と「アイフリー」

ハンズフリーという言葉は最近よく聞く言葉です。

運転中にケータイを手で操作して通話することが道路交通法で禁止されているために、ほとんどの運転者は「ハンズフリー」という手段を使ってケータイと通話しています。
このハンズフリーには大雑把に言って次のような手段があります。

ケータイの取り付けるマイクつきのイヤーフォン（有線）

利点：なにしろ安い。安いもので１，０００台からある。
欠点：ケータイとイヤフォンが線でつながっているので煩わしい。

Bluetooth搭載ケータイとワイヤレスでつなぐヘッドセット

利点：線がないので快適

欠点：

自治体によっては運転中にヘッドフォンを耳に装着して通話することを禁止しているところもあるので、その地域では使えない
価格が７，０００－１３，０００円と高価

上記ふたつの欠点を解消し、なおかつ「アイフリー」も実現した商品を紹介しよう。

miniKITはプランスのパロット社の商品。

この商品を車のサンバイザーに取り付けておく。ケータイが鳴るとかけてきた相
手の名前がスピーカーから流れてくるので目をケータイ画面に移さなくても（す
なわち、「アイ・フリー」で）相手を確認できる。その後着信ボタンを押して着
信して内臓のマイクを通して通話を開始。
電話をかける場合は、ボタンを押した後、かけたい相手の名前を言うだけで自動
的にダイヤルしてくれる。相手が出たらそのまま話するだけ。

というわけで、このminiKITを使うと運転中も目を前方からそらすことなく、手
を使わずにケータイと通話できるので、運転中の安全ケータイ通話にはもってこ
いです。
お値段は￥１5,800とちょっと高いが、この商品、何も運転中だけでなく、自
宅では机の上においておくだけでケータイとハンズフリーで通話できるし、ある
いはＳｋｙｐｅのスピーカーマイクとしても使える。
ただ、この商品の唯一の欠点はそばに誰かがいると「通話内容が筒抜け」である
こと。聞かれたくない通話が多い人には不向きだ。