「コピペ」の弊害

パソコンで、ある文面などをコピーして別のところに貼り付ける（ペーストする）ことを略して「コピペ」といって、かなり頻繁に行われている作業でとっても便利だが、これがいくつかの弊害を引き起こしている。

その１）

肝心の部分以外も誤ってコピペしてしまい、おかしな文章になってしまう。

これなどは読み返せばすぐに間違いに気が付くはずなのに確認することもなく正式文書としてしまう愚かさ。

その２）

これが一番大きな問題。

必要な情報を探し出すことはインターネットを使えばいとも簡単にできる時代だ。そのために「目」を使うことには非常に長けている人が増えているが、反面で「頭」を使う人が減ってきているようだ。なにしろ、必要な情報はググればすぐに見つかるし、それをコピペすれば記憶する必要もない。あたかも自分の創作であるかのような文面や資料を間単に作成できる。

このような文明の力を利用しないてはないが、一方で基本的な思考力、想像力、創作力などが欠如している人間が増えていくとしたら・・・と考えると末恐ろしい。

皆さんの周りにもこんな「コピペ人間」が増えていませんか？