今日は憲法記念日。最近は憲法改正論議が盛んで、ようやく政治日程に載りつつある。私は憲法改正派だ。第一、60年以上も前に作られた国家の基本ルールがいまだ変わらないこと自体が不思議な話だ。(しょっちゅう変わるのは問題であるが)。
だいぶ前に読んだ本に、正確には覚えていないがこんなことが書いてあった。
日本国憲法の中に、 「権利」「自由」「義務」「責任」「という言葉が随所に出てくるが、出てくる回数が「義務」「責任」が数十回にたいし、「義務」「責任」という言葉は10回程度。
回数は正確には覚えていないが、とにかく日本国憲法では権利や自由が言葉として義務や責任より圧倒的に多く取り上げられているようだ。これでは国民が義務をまっとうしたり、責任を果たすことよりも権利を主張し、自由を謳歌するようになるのもやむをえない。
本来、権利には義務が伴い、自由には責任が伴うべきものであるのに・・・
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