いやはや大変な時代に突入したものだ。
行き過ぎた金融自由主義のなれの果てとはいへ、私のようにマネーゲームにはまったく興味がなく、実態ビジネスにこつこつ取り組んできた人たちにとっては、何で米国の国内問題であるサブプライムローンで我々がこんなに大きなダメージを受けなければならないのかとぼやきたくもなる。
とはいっても、この最悪の状況は数年は続くと覚悟しなければならないので、この間、どうやって生き残っていくかを熟考し実践していくのが経営者に課せられた愁眉の急の課題。
会社、業種によって様々な対策、戦略の見直しがあるが、危機の克服にとって基本的にもっとも大事なのは「気を強く持つこと」だ。景気の気は気持ちの気。気が弱くなると、悪循環でどんどん景気も悪くなる。逆に気持ちを強く持つとツキもついてきて状況は好転する。
先日、あるテレビ番組に出ていた脳科学者の茂木健一郎氏が、司会者から、「こんな時代に脳科学者として視聴者にひとこと」といわれて「理由無き楽観主義」といっておられた。これは楽観的な気持ちをもつと、脳がそれに反応し、結果的にいいアイデアやヒントが浮かんでくるのだそうだ。
私は従来から楽観主義だが、これからはもっともっと楽観主義で行こう(--> 実際には理屈上は悲観的に考えていろいろ対策を練るのだが、気持ちの上では楽観的、、ということですけど)。
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