まさに、疾風怒濤、波乱の2008年も終わろうとしている。
文字通り「100年に1度」の経済危機、私自身も経験したことのない強烈なパンチに見舞われた年でした。特に10月以降の落ち込みは、たとえれば、「平地を歩いていたら突然落とし穴にはまってしまった」という感じ。
来年は深刻な不景気を覚悟しなければならない状況です。
弊社も含めて、「不要不急の出費は極力抑える」という、いわゆる「消費マインドの萎縮」が全国、いや世界的な規模でおきている。
こんなとき、会社として生き残っていくには何をしなければならないのか?
なにしろ「100年に一度」ということは、現存している人のほとんどが経験したことがないということ。
処方箋なんてすぐ浮かぶはずもない、、ましてや特効薬なんて。
そこで思ったこと、それは困ったときやスランプに陥った時は「基本に立ち返ること」。
では、ビジネスの基本って何なんだろう。。
商売って人と人との関係で成り立つことを考えれば、それは「ありがとう」という言葉ではないか。。それも単に表面的なことではなくて、「心jから」ありがとうという気持ちが前面に出る経営が基本ではないか。。などと考える今日この頃。
そういえば、あの「鏡の法則」の作者の野口さんがこんなことをいっていたのを思い出す。
「元旦の初日の出に向かって今年もいい年でありますようにって祈る人は沢山いるけど、大晦日の沈む夕日に向かって、今年一年ありがとうと感謝の気持ちを述べるひとはいない」
明日は大晦日、この一年、大変な年でしたが何とかやれたのも皆さんのおかげ。「心から」感謝致します。
来年はこの感謝の気持ちを前面に押し出した経営を行うことで危機を乗り越えて行きたいと存じます。
皆様、よいお年をお迎えください。
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