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iPhone(その２）

iPhone 3Gを使い始めてから約2週間。
いといろわかってきたこと。
なんといってもiPhone3Gが面白いのはいろいろなソフトウェアをダウンロードして使えること。パソコンに似た様な感じ。
遊びやちょっとした仕事のツールとして、なかなか面白い。

以上がマイナス面
１）メールの使い勝手はいまいち。
２）電池がすぐなくなる。
これははじめからわかっていたこと。ヘビーユーザーには外付け電池の携帯は必須。

3)auのケータイの受信で文字化けすることがある
4)カメラも動画撮影ができない、接写機能がない、などの不満もあるが、操作性は非常にいい
5) そしてなんといっても使い勝手が悪いのはiPhone 3Gの音楽をイヤフォンで聴くのにiPhone3Gとイヤフォンを線でつながなければならないこと。せっかくBluetoothを搭載しているのに音楽をワイヤレスで聴けないなんて、シンジラレナイ。iPhone2Gのテックサポートによると、いずれソフトウェアアップデートでサポートされるはずとのこと。期待しよう。
iPhone3Gはポケットにいれるには重すぎるし、かといってこれみよがしに腰のベルトにつけるのも気がひける。というわけで結局カバンにいれることになるわけだが、そうなると歩きながら音楽を聴くには長いケーブルでつながれたイヤーフォンを使うことになる。
これがとってもいやで、結局、Bluetooth送信機をiPhone3GにとりつけBuetoothヘッドフォンでワイヤレスミュージックを聴くということになった。
これが結構、快適。
ところがここで大きな問題に遭遇。毎日のように充電しなければならないものが3つもある（iPhone3G、Bluetooth送信機、Bluetoothヘッドフォン）。
PCのUSBの口から充電するにも「口」がたりない。

そこで便利なのが、これ







このUSBケーブル、ふたつのモバイル機器を同時に充電できるという優れものです。それにiPhone3GとiTunesの同期も行ってくれます。
世の中にはいろいろ便利なものがあるものです。

今更ですが、健康について考える

私くらいの年齢になると（実年齢は秘密）、高校や大学の男の同級生の殆どが定年退職で、第二の人生の始まり。
現代は人の寿命も９０歳近くまで伸びたので、第二の人生といっても３０年近くもある。
相当長い。
この３０年もの長い時間を健康な体で過ごすのか、病気がちで過ごすのか、大変大きな違いです。
いくらお金があって悠々自適な生活といっても病気がちで過ごすのでは・・・
ところが実態は私の友達の多くが、少なからず病気をもち、中には大病を患っている人が多くいるのは大変残念です。
皆さん、卒業して４０年近くも必死に働いてきて、その後の残りの３０年もの人生を生きるのに病気と戦いながら生きるのと、健康体で生きるのと、大変大きな違いがあります。

でも、この健康って、長い間の蓄積で培われるもの。牛歩どころではない。
一日一日の過ごし方、それが長い間かかって体の健康不健康におおきくかかわってくる。
「生活習慣」「日課」などがキーワードかな。

日本市場は「ガラパゴス諸島」か

昔、評論家の竹村健一氏が「世界の常識は日本の非常識、日本の常識は世界の非常識」と言った。
私たちの会社のように長い間海外の会社と取引していると、この言葉、本当にあたっていると思うことが多い。

最近、これににたような言葉で「日本市場はガラパゴス諸島」という表現を聞くことが多い。
ガラパゴス諸島とは、南米の太平洋上に浮かぶ群島で、大陸と離れた環境なので、ここには独自の進化を遂げた生物が数多く存在する。
ところがこのような生物は、一旦外の世界と接触することで危機にさらされる場合があって、実際に最近ではガラパゴス諸島を訪れる人が多くなって絶滅の危機に陥っている動物もいるという。

これと同じ現象が、日本の市場でも起きているというわけで、特に日本の携帯電話機の市場の特殊性をいうときに、このガラパゴス現象ということばが使われるようです。

日本のケータイ電話機はその機能においては群を抜いて世界のほかのケータイを圧倒しているが、日本独自の仕様がゆえに世界では通用せず、結果的に生産台数も低く、開発コストも高くついて、端末あたりの価格も５万円以上と非常に高い。
ケータイのソフトなどもケータイキャリアで提供する（あるいは認定される）ソフトに限定されるので、ユーザーの選択肢も狭まる。

ところがこの特殊な状況を大きく変える動きがここにきて急に出てきた。
その代表格が７月１１日に日本で発売されるiPHONEだ。
このケータイ、全世界で売られているので、原価も安いおかげで日本における発売価格も８ＭＢ（だったかな？）モデルで２万円強で発売されるようです。これは日本の端末の半分以下。
それにこのiPHONE、SDKが無償提供されるので、サードパーティによるソフトウェアが自由に作れるようになる。

あと、Ｇｏｏｇｌｅが提供するケータイ用の無償ソフトウェア群（アンドロイド）というもの注目。
その無償ソフトを使えばブラウザー、アドレス、スケジュール管理などの基本ソフトは共通になるので、開発コストが下がるばかりでなく、異なる端末間でも共通のソフトが使えるようになる。

このように長い間、日本という限られた市場で成長を謳歌してきた「ガラパゴス諸島」もおとづれる「外資系」にさらされて・・・ということになるのかも。

秋葉原で殺人事件

今日、秋葉原で７人も死ぬという大量殺人事件があった。
私も４０年近くも秋葉原近辺で仕事しているが、記憶する限り、殺人事件はおろか事件らしい事件というのは秋葉原ではなかった。
しかも無差別だという。
この数年、やたらと「誰でもよかった」という無差別殺人事件が多い。
テロもそうだ。
変な話、昔は「テロ」といえば要人をターゲットにしたのが当たり前だったが、ちょうど「冷戦」がおわっか頃からテレオといえば「無差別」が当たり前になった。

それと、昔はいわゆる悪いことをする人は「顔」に現れたものだ。凶悪犯は凶悪な事件を起こしそうな風貌をしていたものだ。それが昨今は「なんでこんな人が」と思うような一見非常に紳士風の人が平気で凶悪事件を起こす。

これってなんなんだろう？
「悪人にも一分の魂」という言葉があるが、どうやらこれも死語になりつつある今日このごろ。

「３つの真実」

野口嘉則さんという人の書いた「３つの真実」という本を読んだ。「人生を変える愛と幸せと豊かさの秘密」というサブタイトルがついている。野口さんという人はだいぶ前に「鏡の法則」という本を書いて私も読んで感動したので覚えていた。

この本、以前の「鏡の法則」と違ってちょっと理屈っぽい感じがするが、それでも事業を行う人の真の成功とは何か、真の幸せとはなにかなどについてかなり核心をついている気がする。

その一部を抜粋すると、例えばこんなことが書いてある。

「事業においてもっとも大事なことは世の中に貢献すること。
そのためにはまず、従業員に幸せになってもらうこと、そしてお客様、取引先など会社を取り巻く全ての人に喜んでもらうこと。これを徹底して実践すれば自分の事業から幸せな人の輪が広がって結果的に世の中への大きな貢献になる」。

これは心に刻んでおく価値のある奥深い言葉だ。

トラブルを「楽しむ」ということ

ここのところ、立て続けに大きなトラブルに見舞われている。
トラブルはどんな種類であれ、いやなものだが、ビジネスをやっている上で避けて通れない。
私のトラブルに対処する基本的心得は「トラブルを楽しむ」ということ。
その心は・・・
人生、誰でも１回しかないのだから死ぬときに「私の人生は楽しかった」と思いながら死にたいと思うのは私だけではない。でも実際の人生には楽しいことは非常に少なく、むしろ苦労、トラブル、問題、悲しみなどのほうが圧倒的に多い。特にビジネスをやっているトラブルや問題ばかりで、喜びというのはそのトラブルや問題を解決したときくらいしかないのが実情。
人生を楽しみたい、でもその大半を過ごす仕事におけるトラブルで心労が耐えない。。。であればトラブルを「いやなこと」として捉えるのではなくて、「自分を成長させてくれるカッコウの材料だ」と捉えれば、むしろトラブルは「ウェルカム」すなわち「楽しい」という発想につながっていく。

まぁ、ちょっとばかり強がりではあるが、そんなPositive Thinkingのほうが結果もよくなるようです。

新人だけじゃないよ

今日の日経新聞に「新人さん、ここに気をつけて」という、四月から新入社員として入社する社員に対する「気をつけて欲しいこと」のランキングが出ていた。以下、その５位まで。
１．あいさつがきちんとできない
２．言われたことに対して、メモをとらない
３．敬語がつかえない
４．雑用を率先してやろうとしいない
５．ホウレンソウ（報告相談連絡）ができない。

このこと、新人だけだろうか。。。皆さんの会社のかたは？

それと、同じく「上司はここに気をつけて」というランキングも出ていたので、あわせて紹介しよう
１．いうことや指示がころころ変る
２．強いものには弱く、弱いものには強い
３．大事な局面で責任逃れ
４．感情的ですぐかっかとする
５．失敗を部下のせいにする

さて、みなさんの会社の上司はいかが？

期限の約束を守るということ

いまさら言うまでも無いことですが、ビジネスを進める上で、もっとも基本的に大事なことは「約束を守る」ことだと思う。
約束をした事柄の中身のよしあしももちろん重要だが、なんと言ってもそのことを期限どおりに行うことがとっても仕事をする上で大事だと思う。
なんで、いまさらこんなことを改めて感じたかというと、最近ふたつのことを経験したから：
１）ある新規の仕入先として検討しているメーカーとのやりとりをしていて、この会社の人は約束した期日に必ずきちんと情報を提供してくれる。このことだけでもこの会社、あるいはこの担当者が信頼できる、ビジネスパートナーとして継続できそうって気になる。

２）今、大きな大きなバグ問題をかかえている商品があって、この商品のバグを修復した商品のサンプルを２月２５日までに出荷してくれると約束してくれたメーカーがある。このバグの修正方法がわかったのが２月１９日だからあまり時間がない。本当に２５日までに修正完了してくれるのかとっても不安であったが、今日（２４日、日曜日）、たった今連絡が入って、「修正完了、今のところ問題なく動いている。ただいま色んな角度からテスト中なので、特に問題が出なければ月曜日には発送できそう」とのメールがあった。

このことだけでも、如何に期限をまもる会社が頼りになるかがわかる。
これはどんな仕事でも共通する。全ての仕事は「期限」を区切ってある、「いつまででもいいからこの仕事やってください」という仕事はない、あったとすればそれは仕事ではなく「遊び」

我々も「全ての仕事は期限がある」ということを再度肝に銘じて仕事に取り組もう。そして、同じ仕事をするにしてもその期限を短くできる人、仕上げた内容の完成度が高い人が評価されるということも肝に銘じておこう

CES訪問

１月７日からラスベガスのCESを訪問した。
弊社のいくつかの既存の仕入先への挨拶と今後の新規仕入先候補の発掘が目的。いくつかの候補が見つかったので、確定次第、逐次レポートします。
弊社がフォーカスしている「モバイル」に関連する市場、技術、商品に関してはいくつかの興味深いものがあり、これも弊社が商品化しましたら紹介します。

ちょっと「あれっ」と思ったのはインテルのブースにWillcomブランドの付いたなにやら昔のシグマリオン３を一回り大きくしたようなものが出展されていました（といってもショーケースに入っていたので手に触れることはできなかったが）。Willcomから何か新しい動きがあるのかも。

一方で、展示会とは関係ないが、ちょうど米国の大統領予備選挙中で、ニューハンプシャー州でクリントンが予想に反してオバマに勝ったことが大きなニュースで、この商品は、数日前に見せた「クリントンの涙」だったそうな。。「女の涙は武器」というのはどうやら米国でも共通のようです。
それと、サブプライムローンの問題もかなり深刻で、日本のバブル崩壊とは比べ物にならないくらいの巨額に損失をこうむりそうで、しかもやっかいなことにこの問題相当長引くとのこと。
日本経済も、国内要因でかげりが出ている上に、この外的要因が加わって、かなり厳しい状況になりそう。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年は「偽」が１年をあらわす一文字となりましたが、今年はどうなるのだろう。
私の予測は「乱」。
日本国内外に「乱」要素が沢山ある。
波乱、動乱、混乱。
国内では政治が一番の波乱要素。今年行われるとされている衆議院選挙で、勝つのは自民か民主か。これが民主となると良くも悪くも「乱」。
原油などの資源高にともなう様々な生活関連物資の値上げラッシュも続きそうだ。
「乱」の要素は米国に多い。
サブプライムローン問題がどうももっともっと長引き、根が深そうで、それによる米国経済へのダメージが計り知れない。円も高くなって、輸出産業に大ダメージ。
米国の大統領選挙。どうやら今度は民主党が勝ちそうな気配であるが、その場合、ヒラリーなのかそれともオバマ、エドワーズなのか？
米国に限らず、今年はいろいろな国でトップが変る。ロシア、韓国、台湾。日本はしばらく変ってほしくないが・・・

いい話は北京オリンピック。
これに向けて、日本と中国の関係は経済、政治、文化などの様々な分野で良好に動いていきそう。
ただ、オリンピックが終わって、来年の上海万博も終わったあとにくるかもしれないといわれている中国経済の失速がどんな形となって現れてくるのかが心配。
日本にとって輸出先のナンバー１，２を占める中国、米国の景気が減速すると、これに円高があいまって日本の経済もかなり厳しい局面を迎えそう。

こんな、様々な「乱」要素を抱えた今年、「カオスの中にチャンスがある」を信じて、今年も頑張りましょう！