先週、東京幕張で開催された国際見本市「シーテック」にいってきましたのでそのときの感想を。
まず気が付いたのは来場者が少ないこと。ブースの数も少ないなぁと思ったら、後日の情報によると
1)出店社すうは約690社で、これはリーマンショックの前の約1000社から30%減
2)外国企業の出店者数も160社程度で、半減
3)中国の企業が22社出展をキャンセル
4)来場者数は昨年より20%減
と、なんと、減少、減少、ばかり。
マイクロソフトのWindows8パソコンもパナソニックはじめいくつかのメーカーが出展していたが、2週間ほど前にサンフランシスコで開催されたマイクロソフトのWindows8発表のイベントでは米国、台湾、韓国、中国企業からの出展はあったが、日本企業からはゼロとのこと。
このような事象をみていて感じるのは、今までは日本は「モノづくり大国」といわれていたが、もうこれからは大量生産品を作って国内外に販売するというモデルは瓦解しているのではないかと。
一方で、昨日、iPS細胞の山中さんがノーベル賞を受賞したとのニュース。一か月ほど前にも理化学研究所が新しい元素を発見して日本で初めての名前がつく元素が周期表に加わるとのニュース。
こういうのをみていると、日本のこれからは、大量生産品を作るのではなくて、基礎技術や、素材といったことで、国を発展していくことがいいのではないかと、、、と思う今日この頃です。
最近のコメント